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さぁ、柔術をやろう! | 柔術道場の選び方

柔術道場の選び方

道場を選ぶことは、とても重要となります。
なぜなら、柔術は基本は一つの道場に通い続けることとなるからです。

出稽古などのイレギュラーはありますが、基本は複数の道場に在籍はせずに一つの道場に所属する形となります。もちろん柔術の大会などもその道場の所属として出場をすることとなります。

そこで、道場を選ぶにあたって私にとって、大切なポイントを自分なりにまとめてみました。

道場を選ぶためのポイント

・家または会社から近いこと
私にとって最も大切なポイントのひとつです。
要は「自分の生活圏内にあるジム」ということです。
家から近いジムを選ぶまたは、会社の帰りに寄れるジムを選ぶことで、ブラジリアン柔術をすることを自分の生活の中に無理なく取り入れられます。

ようは、今日は行くのが嫌だなぁ~と思っていても生活導線の中に入っていれば渋々でも行く気になるわけです、これが私には重要なポイントです(笑)

・更衣室やシャワーの完備
練習後にシャワーを浴びれるかどうかは、意外にポイントとなります。
仕事帰りに通う場合などは、練習後、家に帰りシャワーを浴びないといけないことを考えると練習に行くのが億劫になる場合があります。
ボクシングやキックボクシングのジムには更衣室とともに併設されていることが多いのですが、柔術道場については意外にシャワーを完備してくれているところは少ないようです。

やはり、ジムというよりは、空手や柔道のような昔ながらの「道場」という意味合いが強いのかもしれませんね。
ただ、最近は女性をターゲットとしたオシャレな柔術道場も増えてきているようなのでシャワーや更衣室が完備していることろも少なくはないようですね。

・初心者クラスがあるかどうか
初心者クラスがあるというのは、その道場が「初心者がすぐに辞めることなく続けている」証拠にもなります。
あまりにもレベルが高い人とばかり練習を行っていると、自分に才能がないと感じてしまい柔術が嫌いになってしまう恐れがあります。
自分のレベルに合わせた練習相手がいるかどうかは長く通えるかどうかのポイントとなります。

ようは、人は大人になってからの仕事以外での友達は出来にくいといいますし、柔術を通して仕事の利害関係無く付き合える友達が私は欲しいわけです(笑)

・黒帯のインストラクターがいるかどうか
ジムに代表以外の黒帯がいるということは「その代表に黒帯を育て上げた実績がある」ということを意味しています。
つまり指導力があり、通い続けることができやすい道場ということです。
また、初心者のうちほど黒帯のインストラクターにしっかりと基礎を教わることで技術が向上していきます。

柔術は柔道や空手と違い帯の昇段の仕方が変わっています。
柔術や空手であれば昇段試験というものを連盟が開催しており、その試験の条件をクリアすることで昇段していきます。つまり帯の色が白→茶→黒などと変わっていくわけです。

ところが柔術はどう昇段していくかというと、その道場の有段者の判断で決まるわけです。
つまり、その有段者がこいつにはもう帯を上げてもいいなと判断をしたら実績がなくても上げてしまえるわけです。逆に言えば、何年柔術に通っていたとしても、有段者の判断によっては白帯のまま上に上がれないということもありえます。

とはいえ、やはり何かしらの大会でいい成績を残したら、帯をあげるというのが一般的になっています。また柔道の有段者は、はじめから青帯をつけて良いなどのローカルルール的なルールも場合によってはあるようです。

また、有段者の帯と同等または下の帯の色までしかあげることはできません。
つまり、極端な場合、有段者が茶帯の場合は、生徒が先生よりも強かったとしても黒帯をもらうことができません。

なので、黒帯のインストラクターがいるかどうかが重要となってくるわけです。