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那須川天心が海外進出へ「自分はどんな相手でも気を抜くことはない」 | 志朗「対策出来た」

那須川天心が海外進出へ「自分はどんな相手でも気を抜くことはない」

16日のRISEワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメント決勝(千葉・幕張メッセ)で志朗と対戦する那須川天心(21)が9日、千葉・新松戸のTEPPENジムで公開練習を行った。

7日に公開練習を行った志朗が「那須川の全てを研究し対策できた」と発言したことに「相手が、今までの自分だけを想像してやってるんだったら公開すると思う。研究しているんだったら、研究外のワザで意表を突きたい」と余裕の発言をした。

RIZINの2冠王者堀口恭司が、朝倉海に不覚を取ったことにも触れ「自分はどんな相手でも気を抜くことはない」と気を引き締めた。

また、自身のツイッターで「日本の格闘技はもっと焦らないとだめだ」と発信したことについて「全体的に意識が低いのかな。現状に満足し過ぎている人たちがたくさんいすぎて悔しい。日本の格闘技がすごいと思いすぎている人が多いが、世界で勝てている日本人はいない。自分も、ワールドシリーズに優勝して世界一かというとそうでもない。もうそろそろ自分も旅立つ時かなとも思う。今後の自分の動きを見てもらえたらいい」と、海外進出への思いものぞかせた。

志朗「対策出来た」

RISEのワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメント決勝(16日、千葉・幕張メッセイベントホール)で那須川天心(21)と対戦する志朗(26)が7日、都内のジムで公開練習を行った。

ISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗は、2分のシャドーの後に2分のミット打ちを披露。軽快な動きで、仕上がりの良さを見せた。「今日で追い込みは終了。対策はバッチリで戦うイメージもできた。16日は格闘技界を変えたいと思うので、楽しみにしていてください」と自信をのぞかせた。

トレーナーが同じで、1週間前の8月31日にも一緒にトレーニング。同時に行ったベンチプレスでは95キロを上げ、那須川の90キロを上回ったという。「重さで勝負して負けたくないと思った」とまずは前哨戦で勝利。本番では多彩な攻撃を仕掛けてくる那須川に対し、キックの本場タイのムエタイで鍛えた防御力で対抗する。「一瞬でもスキを見せたらやられる。天心君の全ての競技を融合させたような攻撃に対策は出来たと思う」と対戦を心待ちにしている様子だった。

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