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RISE WORLD SERIES 2019 Final Round 試合結果速報 | 那須川天心が武尊にクレーム「武尊選手、SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください」

RISE WORLD SERIES 2019 Final Round 試合結果

試合結果

第12試合 メインイベント RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者/57.95kg)
×志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者/57.8kg)
判定3-0 (和田30-29/長瀬30-28/大沢30-28)

第11試合 セミファイナル RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament決勝戦 3分3R(最大延長2R)
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEライト級(63kg)王者/60.95kg)
×梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナン認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者/60.95kg)
1R 2’59” KO (左ストレート)

第10試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
○鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者/53.7kg)
×田丸 辰(平井道場/RISEスーパーフライ級(53kg)王者/53.8kg)
4R 判定0-3 (和田10-9/小川10-9/秋谷10-9)
3R 判定0-1 (和田29-29/小川29-30/秋谷29-29)

第9試合 RISE WORLD SERIES 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
×イ・チャンヒョン[チャンヒョン・リー](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者/61.4kg)
○原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/Road to RIZIN KICK Tournament 2018(58kg)優勝、RISEライト級(63kg)2位/61.25kg)
判定0-3 (小川28-30/大沢27-30/秋谷27-30)

第8試合 RISE WORLD SERIES 59kg契約 3分3R(延長1R)
○スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者/59.2kg→59.0kg)
×ニキータ・サプン(ウクライナ/オクタゴン・キエフ/58.65kg)
1R 2’30” KO (左ミドルキック)

第7試合 RISE WORLD SERIES 58kg契約 3分3R(延長1R)
×森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEフェザー級(57.5kg)2位/58.0kg)
○タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/チャンピオンズ・ファクトリー/ブラジルSAIKYO GP優勝/57.9kg)
判定0-3 (長瀬28-29/大沢28-30/和田27-30)

第6試合 ウェルター級(67.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISE王者/67.45kg)
×タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/RISEスーパーライト(65kg)級3位、元WMC世界フェザー級王者/67.3kg)
4R 判定3-0 (小川10-8/和田10-8/佐藤10-8)
3R 判定0-0 (小川29-29/和田29-29/佐藤29-29)

第5試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者/63.9kg)
×稲石竜弥(TEAM OJ/元Bigbang&MA日本ライト級王者/63.95kg)
判定3-0 (秋谷29-28/佐藤29-28/小川30-28)

第4試合 64kg契約 3分3R(延長1R)
○直樹(BRIGN IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)6位/63.95kg)
×松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本ライト級王者、K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位/64.0kg)
判定3-0 (秋谷29-28/大沢29-28/小川29-28)

第3試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
×金子 梓(新宿レフティージム/RISEバンタム級(55kg)8位/55.95kg)
○京谷祐希(山口道場/55.8kg)
2R 2’09” KO (3ダウン:パンチ連打)

第2試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R)
×百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者/46.0kg)
○平岡 琴(TRY HARD GYM/45.95kg)
4R 判定1-2 (大沢9-10/長瀬10-9/和田9-10)
3R 判定0-1 (大沢28-29/長瀬29-29/和田29-29)

第1試合 女子アトム級(46kg) 3分3R
○那須川梨々(TEAM TEPPEN/2017年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-45kg級優勝/45.95kg)
×上仮屋真莉(ROAD MMA GYM/第4回K-1チャレンジ女子Bクラス 全日本トーナメント−50kg優勝/45.3kg)
2R 0’10” KO (右ハイキック)

 

那須川天心「武尊選手、SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください」

「最後に一つだけ言いたいことがあります」と話すと、「武尊選手、K-1の陣営に言いたいことがあります。僕は格闘技界を盛り上げるため、人生賭けて戦ってきたつもりです。時間は止まっていないですし、やりたい未来がまだまだたくさんあります。皆さんの声に応えるのが選手たちだと思いませんか? WORLD SERIESのように強い選手を集めて戦うのが本当の興行なんじゃないですか? 僕は逃げも隠れもしないです。SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください。俺は待ってます」とアピールした。

バックステージで天心は、リング上でのアピールについて「世界でビッグカードが組まれているのに、なんで日本は組まれないんだと思う」「お互いやりたいのに、やれないのはおかしい」と話した。だが「向こうに乗り込んでやりたいか?」という質問には「(K-1との)独占契約は無理なんで」と答え、別の形での実現を希望。「彼(武尊)を見て対戦をイメージすることは?」という質問には「最近は無いですね。自分の試合もあるので」と答え、以前よりも武尊自体への熱意は薄れている様子だった。
なお、今日の自身のコンディションについて「試合前から(左)拳が痛かった。ニックさんのバンテージが無ければ、もっとヤバい状態になっていた」と明かした。次戦についても「ちょっと休みたいですね。優勝まで大変でした」と話し、過密スケジュールも相まって心身共に過酷な状態だったことを示唆した。

RISEクリエーションの伊藤隆代表は大会後の総括で、天心のアピールについて「向こう(K-1)サイドの考えもあるでしょうけど、ニュートラルな環境でやれるといいですね。テレビがついたり、天心が言うように東京ドームでやれるといいし、向こうの選手がやりたいなら来ればいい。全面戦争でも構わない。日本の格闘技を盛上げたい」と、天心×武尊に留まらないK-1との対抗戦にも前向きな姿勢を示した。天心×武尊の1試合だけに関しては「賞味期限は半年でしょう。向こう(武尊)の選手生命も残り短いでしょうし、僕はこっち(天心)の陣営ですけど、最高の状態でやらせてあげたい」と、恐らくキャリア終盤に入りつつある武尊のコンディションも気遣った。なお、天心から武尊への対戦要求に関してK-1から訴訟を起こされていた件については「時が来た時に話します。我々に全く否が無いので」と話すに留まった。

またK-1サイドが訴訟を起こすか!?