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ラグビーW杯 | 日本代表が初の決勝トーナメント進出 | 奇跡ではない。世界よこれが日本の実力だ! | カナダ代表チーム 台風被災地でボランティアを実施!

日本代表が、史上初の8強進出!

1次リーグ最終戦で同9位のスコットランドに28―21で勝利。第2戦で格上のアイルランドを撃破。に突入した。

因縁のスコットランドを退け、堂々の準々決勝進出。

0―7の前半17分、ウィング松島幸太朗(サントリー)のトライと田村優(キヤノン)のコンバージョンで同点に。

25分にはプロップ稲垣啓太(パナソニック)、終了間際の39分にはウィング福岡堅樹(パナソニック)がトライを挙げ前半で3トライ。後半に入っても2分に福岡が2トライ目、追い上げるスコットランドを必死に抑えた。

台風19号の影響で開催も危ぶまれる中、仮に中止の場合でも、引き分け扱いで勝ち点2を得て1次リーグを突破できた。ただ、中止の場合、敗退となるスコットランドが主催者側へ法的措置も検討しているなどと海外メディアが報道。

ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「海外メディアの批判的な記事を読んでいるが、我々の3連勝はまぐれではない」と不快感を示した。

日本は、1987年の第1回大会からW杯に出場。2011年大会までは1勝2分け21敗。95年大会では、ニュージーランドに17―145という記録的大敗を喫するなど、世界の分厚い壁に阻まれ続けてきた。15年大会ではV候補の南アフリカから大金星を挙げるなど、1次リーグ3勝。それでも、ボーナスポイント差で決勝トーナメントには進めなかった。前回大会、1次リーグ4試合のうち唯一敗れたのがスコットランド。因縁の相手を破った先には、未知の決勝トーナメントが広がっている。

🏉試合終了🏉
🇯🇵日本vs.スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
日本が勝った~~~~~!
日本代表史上初ラグビーワールドカップ決勝トーナメント進出を決めました!!!
プールA1位通過!!

劇勝日本「世界よこれが死闘だ」

ネットも大いに沸いた。

前半は日本のトライの猛攻に「すごいすごいすごい」「まるでオールブラックスのようなオフロード連発」「前回の試合は『ジャッカル』、今回は『オフロードパス』がブームに!」など歓喜のツイートがタイムライン上に踊った。

後半、日本とスコットランドがどちらも引かない白熱した展開となり、「死闘以外の言葉なし」「『負けられない戦い』ってまさにこれ」「ドキドキが止まらない」「10分がこんなに長い」「怖い怖い怖い」「スコットランドの底力」「速すぎる」「簡単に勝たせてくれるチームじゃない」「耐えてくれ」「20分がこんなに長いとは」「なんだあの防壁」「世界よ、これが死闘だ」「死闘以外の言葉なし」

など歓喜のツイートがタイムライン上に踊った。

スコットランド監督「日本が素晴らしかった」

スコットランドは11年大会以来2度目の1次リーグ敗退。

タウンゼント監督は「前半にリードを日本に与えすぎた。ただ、日本が素晴らしかった」と、日本の勝利をたたえた。

トンプソン「ラストチャンスだから」

トンプソン・ルークは、日本代表最多となるW杯通算13試合出場を達成。

今大会初のフル出場で悲願の8強進出に貢献し、

「めちゃくちゃうれしい。4回目(のW杯)だし、38歳だし、ラストチャンスだから」

と喜んだ。

小野沢宏時と12試合で並んでいた記録を更新。開幕4日前に「これは最後のシーズンだから、ちょっと特別。僕の体は今は大丈夫だけれど、ちょっと疲れた」と今季限りの引退を正式に表明している。

SHレイドロー涙目「日本がやりたいように…」

スコットランドのSHグレイグ・レイドローが

「日本がやりたいようにプレーしたと思う。28点も取ったのは素晴らしい。自分たちは少しボールが手に着かず、ボールをうまく回せなかった」

と完敗を認めた。

日本テニス界のレジェンドの大坂なおみと錦織圭も日本ラグビーが歴史を変えた日を観戦。

大坂なおみ(21)が、サプライズでのプレゼンターを務めた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチのWTB福岡堅樹にトロフィーを渡す役目で登場。にこやかに福岡と写真に納まった。

男子テニスの錦織圭も、自身のSNSで観戦中の写真を投稿し日本ラグビーが歴史を変えた日を観戦。

カナダ代表チーム 台風被災地でボランティアを実施!

カナダチームが台風の被災地でボランティア!ありがとう!

ナミビア選手も自分たちから何かやることはないかって働きかけてくれた。

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