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ワールドラグビー | スコットランドの台風めぐる発言「試合が中止になった場合、法的措置も辞さない」を検証

スコットランド「試合が中止になった場合、法的措置も辞さない」

台風19号の接近に伴い、決勝トーナメント進出が懸かっていた13日の日本対スコットランド戦が中止になる可能性が浮上すると、SRUのマーク・ドッドソン(Mark Dodson)CEO(最高経営責任者)は、試合がキャンセルになれば法的措置に出る可能性もあると警告。スコットランドが台風19号の「巻き添え被害」を受けるわけにはいかず、ラグビーファンが「融通の利かないワールドラグビーにすっかり驚かされている」と言い放った。

日本戦が中止になって0-0の引き分け扱いとなれば決勝トーナメントに進めないことから、スコットランドは何としても試合の開催を望んでいた。結果的に試合は行われ、日本が28-21の歴史的勝利でプール突破を果たしたのに対し、スコットランドは早期敗退が決まった。

W杯統括責任者のアラン・ギルピン氏「われわれはスコットランドラグビー協会の振る舞いと発言に関して、独立紛争委員会に委ねることにした」

超大型の台風19号の影響でW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)のプール突破が懸かる試合が中止になった場合、法的措置も辞さないとしていたスコットランドチームの発言に関して、紛争委員会に持ち込む方針を示した。

W杯統括責任者のアラン・ギルピン氏は「大会規定の下で、われわれは人々が適切な振る舞いをするよう細心の注意を払っている」「その結果、われわれはスコットランドラグビー協会(SRU)の振る舞いと発言に関して、独立紛争委員会に委ねることにした」

「最終的には、当時も現在も決断は正しかったと確信している」と述べた。

ワールドラグビーのブレット・ゴスパーCEO「無益であり残念」

ワールドラグビーのブレット・ゴスパー(Brett Gosper)CEOは、最終決定に至るまでに出された一部の発言に関して、「無益であり残念」と非難した上で、統括組織として加盟連盟との話し合いから影響を受けたりもしなかったと強調した。

「目の前に山積した問題を基に判断を下した。われわれは台風の可能性に備えていた。日本で台風が発生するのは何ら珍しいことではない。しかし、今回の台風は50年に一度の例外だった」「どうか理解してほしい。今回起きたことは異例であり、その中で大会側は見事な対応をした。台風の到来は予測していたが、規模は想定外だった」

ジョセフHCはスコットランド戦を前に怒りをぶちまけた

各国であったとされる日本代表へのネガティブな報道に「プール戦3勝はまぐれではなく、これまでのハードワークの成果」と反発。

「(日本代表では)選手が企業チームに属している。そのほとんどはプロ選手ではありますが、代表活動期間中は1日1万円の日当でやっている。アマチュアと言えます。他国がそれと比べてどのくらいの報酬を得ているかは皆さまで計算して欲しい。世界のエリートと認められるくらいのプレーをしてきたと思っています。月曜の朝に起きた時に我々が8強にふさわしかったか、そうでなかったかがわかる」