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東京オリンピック 札幌オリンピック | 橋本五輪相「マラソン以外も開催地変更を検討」 | 森元首相マラソンと競歩の札幌開催を受け入れる

橋本五輪相「マラソン以外も開催地変更を検討」

橋本五輪相は、18日午前の会見で「この提案によって、ほかの競技はどうなのか、調整委員会で意見が出てくると思う」と述べ、30日から行われる、IOC(国際オリンピック委員会)や組織委員会、東京都らとの話し合いの中で、マラソン、競歩以外の競技についても、暑さ対策などによる変更が検討される可能性を示唆し、協議を注視したいと話した。

森元首相マラソンと競歩の札幌開催を受け入れる

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は、五輪のマラソンと競歩を札幌市で開催する案について「暑さ対策の一環からみれば、やむを得ない。組織委として受け止めることは当然」と述べ、受け入れる考えを示した。

国際オリンピック委員会(IOC)、東京五輪のマラソンコースを札幌に

2020年東京五輪の男女マラソンと競歩について、国際オリンピック委員会(IOC)は16日、猛暑対策で、コースを東京から札幌に移すよう、大会組織委員会や東京都などに提案すると発表した。

先月下旬から今月上旬にかけてドーハで開催された世界選手権では、暑さ対策でマラソンを真夜中に行ったにもかかわらず、気温30度超、湿度70%以上の環境で棄権者が続出。選手やコーチから批判の声が上がり、IOCは危機感を強めていた。

宅配大手に対し時間指定配達中止を要請

政府は18日、関係省庁や経済団体が参加する会議を開き、物流や宅配の事業者に対し、大会期間中、交通量を減らすための取り組みに協力を要請する方針を確認しました。

具体的には、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社に対し、大会の期間中の東京都心部を対象に、▼時間帯を指定した配達の中止や、▼配送ルートの変更、それに▼再配達の削減などを要請するとしています。

政府は、今月中にも、各社と個別に協議し、取り組みの実施と計画の策定などを要請するほか、消費者に対しても、大会期間中は、再配達の依頼や、都心部への発送をなるべく減らすよう呼びかけることにしています。