愛知の感染者が自宅待機命令を無視し「自分は陽性だ!」と複数の飲食店で吹聴
新型コロナウイルスの感染が確認された愛知県蒲郡市の男性が市内の複数の飲食店を訪れ、自分が陽性だと話していたことがわかりました。
蒲郡市に住む50代の男性は、4日、陽性と判定されたあと、愛知県から自宅待機を要請されたにもかかわらず、市内の飲食店を訪れていました。
「県の指導によっての自宅待機の状況が守られてなかったのは、大変遺憾。市民に感染の危険があったことは遺憾」(蒲郡市 鈴木寿明 市長)
その後の取材で、男性は店内で自分が陽性だと話していたことや、複数の飲食店を訪れていたことがわかりました。
男性に目立った症状などは出ておらず、現在は県内の医療機関に入院しているということです。
山口県の40代男性 大分で女性従業員感染の「ラウンジ・サザンクロス」利用
山口県で初めて新型コロナウイルスへの感染が確認された男性が、先月、出張先の大分市で、女性従業員の感染が確認されている飲食店を利用していたことがわかりました。市はこの飲食店で感染が広がった可能性もあるとみて、引き続き詳しく調べています。
山口県では3日、下関市に住む40代の会社員の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県と市などが調査にあたっています。
市などによりますと、この男性は発症前、九州に複数回、出張していて、先月20日には30代の女性の従業員が新型コロナウイルスに感染していることが確認された大分市内の飲食店を利用していたことがわかったということです。
男性は、夜に知人と合わせて3人でこの店を訪れておよそ2時間滞在し、その日は、感染が確認された従業員の女性も出勤していたということです。
下関市は感染との因果関係はまだわからないとしていますが、この飲食店で感染が広がった可能性もあるとみて、感染ルートや濃厚接触者について引き続き詳しく調べています。
中高生目立つ渋谷「家にいてもやることない」
渋谷のスクランブル交差点。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2日から始まった臨時休校の影響もあり、中高生の姿も目立った。
私立高校に通う高校2年の女子生徒は「学校からは不要不急の外出はしないよう言われているけど、家にいてもやることもなくなるし、いらいらしちゃう。親から渡された除菌用のアルコールを持って友だちと来た」