東京五輪 史上初の無観客試合で開催
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7月24日開幕の東京五輪を無観客で実施した場合のリスクと利点について、世界保健機関(WHO)と各国際競技団体の医療担当者が協議していたことが明らかになった。5日付のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が関係者の話として伝えた。
センバツ高校野球 無観客で開催
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、高野連=日本高校野球連盟などは今月19日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球について、観客を入れずに開催する方針を固め、今月11日に最終判断することを決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてスポーツ大会などの中止や延期の決定が相次いでいる中、高野連などは4日午後、大阪 西区でセンバツ高校野球の運営委員会を開き、大会の開催について協議しました。
その結果、観客を入れずに開催する方針を固め、調整を進めることを決めました。
大会が無観客で行われることになれば、春夏通じて初めてです。
高野連などでは、今月11日に改めて臨時の運営委員会を開き、最終判断を行うことにしています。
また今月13日に予定している組み合わせ抽せんについては例年、出場校のキャプテンなどがくじを引いていましたが、ことしは大会本部の担当者が代理で抽せんを行うほか、開催された場合でも開会式は中止するということです。
高野連の八田英二会長は「甲子園でプレーしたいという球児の熱い思いをくみ、開催に向けて最大限の努力をしたい」と話しています。