ブライアン・オルテガがジョン・チャンソンの友人でラッパーのジェイ・パークを殴打
『UFC 248: Adesanya vs. Romero』が開催されたT-モバイル・アリーナでブライアン・オルテガがジョン・チャンソンの友人でラッパーのジェイ・パーク氏と口論になり殴打、会場が騒然となったとのこと。こちらがその動画です。目撃者によるとパーク氏はジョンと一緒に観戦していましたが、ジョンがトイレに行った間にオルテガがやって来て殴打したそうです。デイナ・ホワイトは「経緯は知らないが誰も逮捕されて欲しくはない」とコメントしています。
パク・ジェボム
パク・ジェボム(韓: 박재범、英: Jay Park、1987年4月25日 – )は、韓国で活動する韓国系アメリカ人歌手。
2008年から2010年2月まで、韓国のアイドルグループ「2PM」のリーダーとして活動していた。2010年2月に2PMを脱退し、同年7月からSidus HQに所属し、ソロで活動を再開。 契約終了後、2013年に自身の会社AOMGを設立。CEOとしてクルーを率いながら自らもアーティストとして活動している。2017年、新たに別のレーベルH1GHR MUSICを立ち上げた。
ジェイ・パーク
両者には遺恨があり、ジョンが次戦について尋ねられた時に「マックス・ホロウェイでもアレックス・ヴォルカノフスキーでもブライアン・オルテガでも構わないけど、オルテガは僕から逃げたし、一度逃げたヤツと戦う必要はないだろう」とコメント。これを通訳していたのがジェイ・パーク氏でした。両者は『UFC Fight Night 165』で対戦予定でしたがオルテガが膝の負傷により欠場、代わりにフランク・エドガーがジョンと対戦しています。これに対しオルテガは「ケガと逃げるのは全然違う」と激怒し通訳のパーク氏のことも「ファイトゲーム(格闘技の世界)へようこそ」と挑発していました。
ジョン・チャンソンのマネージャーによるとジェイ・パーク氏は警察に被害届を提出したとのこと。
ジェイ・パーク氏は「僕は通訳しただけだ何も間違ったことはしていない」とコメント。告訴するかどうかは未定だそうです。
Brian Ortega getting escorted after trying to start a fight with Zombie pic.twitter.com/21FmOsZB8E
— // (@MirccMMA) March 8, 2020
ブライアン・オルテガ「正式に謝罪したい」
ブライアン・オルテガがツイッターで以下のコメント。
「土曜日の件についてジェイ・パークに正式に謝罪したいし、コリアンゾンビに準備ができているなら対戦できる」
警察に被害届が提出され、告訴される可能性が出てきたので謝罪することに。
I want to officially apologize to JPark for Saturday night, when Zombie is ready we can fight.
— Brian Ortega (@BrianTcity) March 11, 2020
ジョン・チャンソン「謝罪を受け入れるしオクタゴンで会おう」
ブライアン・オルテガが『UFC 248: Adesanya vs. Romero』が開催されたT-モバイル・アリーナでジョン・チャンソンの友人ジェイ・パーク氏と口論、殴打した件について謝罪しましたが、この件についてジョン・チャンソンがインスタグラムで以下のコメント。
「間違いは私を含めて誰にでもあります。しかし、貴方は自分の間違いを謝罪することができた。私は間違いをした時に名誉挽回する機会があったにも関わらず、できなかったことがありました。
貴方の謝罪を受け入れます。これで土曜日の出来事は試合を盛り上げるための“ショー”ではないことが証明できました。一部の人がどうせプロモーションだろうとあざ笑っていたのがストレスになっていました。だから貴方が謝罪してくれてこちらも助かりました。私もトラッシュトークについて謝罪します。ファンは楽しんでくれていると思ってましたが、慎重になる必要があると思いました。自分はそういうタイプの人間じゃないことにも気付かされました。我々がやるべきことはひとつだけだし、それは戦うことです。私は貴方を倒します。これは本気です。私の目が良くなるまで待って欲しいが時間は掛かりません。ではオクタゴンで会いましょう」
今回の件で直接の被害者はジェイ・パーク氏なので謝罪を受け入れるかどうかはジョンが決めることではないのですが、これでジェイ・パーク氏が告訴することは無いと見て良さそうです。