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復帰のマイク・タイソン | 因縁相手と乱闘

復帰のマイク・タイソン 因縁相手と乱闘

ボクシング本格練習再開で話題の元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(53)が、元新日本プロレスのケニー・オメガ、Codyらが所属する新団体オール・エリート・レスリング(AEW)マットに「進出」している。27日(日本時間28日)に中継されたAEW大会では、リング上で新日本プロレスにも参戦するクリス・ジェリコと挑発合戦を展開した。

タイソン氏は怒りの表情

10年1月、WWEマットでタイソン氏はジェリコとタッグを組んで試合出場。しかしジェリコを右拳で殴る裏切り行為で失神させていた。10年後、AEWマットで再会した形だ。ジェリコから「今、ここで謝罪しろ。オレのキバがオマエのノドをかききる前に謝罪した方が身のためだ」と要求されると、タイソン氏は怒りの表情で着用していたTシャツを破り捨て鍛え上げた上半身を誇示。両者の小突き合いから大勢のレスラーによる大乱闘となった。

WWEで2度リングに上がった経験のあるタイソン氏は23日にフロリダ州ジャクソンビルで開催されたAEWのPPV大会に登場。TNT王座決定トーナメント決勝戦の立会人を務め、新王者となったCodyにベルトを授与していた。タイソン氏は怒りの表情

タイソンはチャリティー事業としてエキシビション戦でリング復帰する

タイソン氏はチャリティー事業としてエキシビション戦でリング復帰する意欲を示し、SNSなどを通じて練習動画を何度も投稿。05年6月、ケビン・マクブライド戦で棄権による6回終了TKO負けを喫して引退して以来のリング復帰に意欲をみせていたが、英メディアによると、対戦相手の交渉が進んでいないようだ。

マイク・タイソンを引退に追い込んだ男

エキシビション戦でのリング復帰を目指すボクシングの元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(53)を最後に倒した男がクローズアップされている。

05年6月、6回終了TKO勝利でタイソン氏を現役引退に追い込んだアイルランド人ボクサー、ケビン・マクブライド氏(47)の現在が5月31日、英紙デーリーメールに報じられた。タイソン氏の言動が伝えられるごとに名前が挙がる同氏は米マサチューセッツ週ボストンで妻と2人の子どもと生活している。

Mike Tyson of the United States sits on the canvas after being knocked out by Danny Williams of Great Britain in their heavyweight fight in Louisville, July 30, 2004. REUTERS/Peter Jones

「私は現在、樹木医と一緒に仕事をしています」

同紙のインタビューでは「私は現在、樹木医と一緒に仕事をしています」と職業を明かした。環境汚染や病害虫によって病気にかかった樹木を診察、検査する「木の外科医」をサポートする業務で、材木を拾い、冬には樹木に積もった雪も下ろすという。「この仕事は私を忙しくさせている」と充実した生活ぶりを語った。現役引退は11年。タイソン氏に勝ったヒーローはその後、8戦2勝6敗と負け越した。目立った活躍ができないまま、アルコール依存症となってリングを去ったという。この10年間は仕事に集中し、お酒は口にしていないそうだ。

15年前のタイソン戦当時は32歳。マサチューセッツ州に拠点を置き、パッキー・コリンズ・トレーナーのもとで10週間にわたるキャンプに取り組んだ。マクブライド氏は「タイソンが私を殴った時、いつでも笑うように、とトレーナーから言われたことを覚えている。試合動画をみればたくさん笑っているのが分かるはず」と強調。さらにタイソン氏が試合中にクリンチで左腕を折ろうとしたり、乳首をかもうとしていたと指摘し「神様、マウスピースを差し込んでくれてありがとう。そうでなければ私は1つの乳首しかないアイルランド人になるところだった」と、冗談交じりに本人しか分からないエピソードも披露した。

当時のファイトマネーは15万ドル(約1650万円)だった。

当時を懐かしみながら「勝利した後に踊って喜んだが、最高のタイソンではなかったことも分かっている。しかし、あの夜は間違いなく勝ちました」と遠い目。当時のファイトマネーは15万ドル(約1650万円)だった。タイソン戦後、名物プロモーターだったドン・キング氏とも契約を結んだものの、戦績が伴わずに世界王座には届かなかった。

数年前には、あるイベントでタイソン氏とも再会したこともあるという。マクブライド氏は「あいさつして、私を覚えているかと訪ねたら、彼は手を振って『ケビン、覚えているよ』と」。53歳となったタイソン氏がリングに戻ろうとしていることを歓迎し「彼がカムバックすると言うたびに、私が彼を倒した最後の男だったと話題になる。それが頻繁になることは嫌ではない。好きだよ」と締めくくっていた。

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