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RIZIN | トフィック・ムサエフ「RIZINライト級GPの優勝賞金(1500万円)は全額受け取りました」 | イリー・プロハースカ「『武士道』を教えてくれた日本のファンに恩返しがしたい」 | マネル・ケイプ「UFCで2階級チャンピオンを目指す」

トフィック・ムサエフ「RIZINライト級GPの優勝賞金(1500万円)は全額受け取りました」

2020年6月23日(火)、アゼルバイジャンのニュースサイト『1news.az』が報じたRIZINライト級GP王者トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)に関する記事について、ムサエフ自身が24日の午後8時21分(日本時間)にツイートした。

同記事は「トフィック・ムサエフ自身から通知された」との前置きから、昨年のRIZINライト級GPの優勝賞金1500万円がムサエフに支払われず、3試合契約に口頭で同意したがそれを破棄し、オファーのあるUFC、Bellator、ONEへの参戦を検討しているというもの。

これに対してムサエフは「最近、私と私の将来についての噂が増えてきました。誇張したものが大半を占めています。全額を受け取りましたので、今後のご協力をお願いします。第二の故郷にすぐに戻れることを願っています」と、記事の内容を否定した。

記事についてRIZIN関係者が事実確認していたところムサエフから上記のツイートがあり、「彼のツイート通りです。賞金はちゃんと支払われています」と話している。

ジョニーケース選手との場外戦へ発展か

また、ジョニーケース選手がムサエフ選手の未払いの件について、支払いがないならば、ドーピング検査で問題があった可能性も考えられます。

とのコメントに対し、反論のコメントをツイート。

ムサエフ選手を倒すのにドーピングの必要はありません。もしドラックテストの結果に疑問があるのならばシンゴ(RIZIN)へ聞いてみればいい。

イリー・プロハースカ「『武士道』を教えてくれた日本のファンに恩返しがしたい」

『UFC 251: Usman vs. Burns』でヴォルカン・オズデミアを相手にUFCデビュー戦を行うイリー・プロハースカが以下のコメント。

──それにしてもオクタゴンデビューでオーズデミアとは、UFCも厳しい相手をぶつけてきたものだ。君の戦績もMMA26勝3敗1分けとすごいけど、17勝4敗のオーズデミアはこれまでUFCでダニエル・コーミエー、アンソニー・スミス、ドミニク・レイエスといった強豪にしか敗れておらず、現在はイリル・ラテフィ、アレクサンダー・ラキッチ相手に2連勝中、しかも15勝のうち12勝がKO勝利というストライカーだ。どんな印象を持っているかな。

「ヴォルカンが過去に誰に敗れたか、ということには関心が無いんだ。彼は僕と同じくキックボクシングがバックボーンで、パンチラッシュが凄まじく、ロー・ハイとキックも巧みだ。下がりながらでも倒せるパンチを持っているし、DC戦で見せたようにテイクダウンデフェンスも強い。タフな相手だよ。僕はただ、自分自身に集中するのみさ。自分のテクニック、スピード、精緻な動きを武器に、この大事なUFCのデビュー戦で、全力を尽くして勝利を勝ち獲りたいと思っているよ」

 

──そういえば君は『武士道』を何度も読み返しているようだね。

「ミヤモト・ムサシが著したすべての巻が僕にとって非常に重要なものだ。『今日は昨日の自分に勝つために』『明日は自分と並ぶものに勝つために』『次は自分より上手な者に勝つために』という言葉は、今でもずっと実践している。特に『常の身を戦場の身に』と説く水の巻が好きなんだ。今回の試合もムサシの『相手があなたを山のようだと考えるならば、あなたは海のごとく攻めよ。そして彼があなたを海のようだと考えるならば、あなたは山のごとく攻めねばならぬ』という“サンカイ(山海)の心”を持って戦うよ」

 

──UFCでの目標を教えてほしい。

「まずはUFCのデビュー戦に勝つこと。そしてタイトルを目指す(※現ライトヘビー級王者はジョン・ジョーンズ)。すべてのファイトに向けて、自分の肉体と精神を鍛え、熟達した“マーシャルアーツ”を皆さんにお見せできればと考えているよ。

それに実は……僕はまだ学生なんだ。チェコのカレッジのスポーツアカデミーで学んでいる。ただ、忙しくてなかなか勉強する時間が取れなくて、カレッジの先生たちが配慮してくれて、『試験は試合後でいい』と言ってくれて、とても助かっているよ。つまり、僕はUFCと大学の2度の試験をクリアしなければいけない(笑)」

──学生!? 君はもしかしたら世界最強の大学生かもしれないね(笑)。ところで、地元で君はチャリティー活動にも積極的に取り組んでいるようだね。自転車をプレゼントしている写真を見たよ。

「地元の病院の小児病棟で難病と闘う子供たちが少しでも笑顔になってもらえるよう、プレゼントを持って慰問したり、寄付をしているんだ。所属するJetsaam Gym Brnoの皆を始め、ファイターの自分が前に出ることによりメディアでも取り上げられ、寄付に賛同してくれる人々も現れ始めた。

Facebookに投稿したのは、最近、18歳の難病の寝たきりの青年のために、外に出られるような特注のリカベント(電動自転車)のチャリティーに参加したときのものだよ。僕も多くの人に支えられて夢を実現させることが出来た。だから僕自身も子供たちに少しでも夢を与えられるように活動していきたいんだ。

病院の中で寝たきりの彼が、外の世界を自転車で見て回ることが出来るんだ。とても喜んでくれて嬉しかったし、僕にとっても力となったよ」

──良いことをしたね。君の人柄を感じるよ。最後に、日本のファンにメッセージをお願いできるかな。

「もちろん。自分にとって日本の『武士道』はとても大切なものです。子供のころは感情に任せた暴れん坊の少年でした。でも『武士道』と出会ってから精神の大切さ、自分自身を制することの大切さを知ることが出来ました。このような教えを与えてくれた日本と、応援してくれている日本のファンの皆さんに、心より感謝しています。

これからはUFCで戦いますが、RIZIN出身のファイターがUFCでも活躍することで、RIZINのスタッフの方々、日本のRIZINファンの皆さまに恩返しが出来ればと思っています。私はこれからも戦います。是非これからも見守ってください。応援をよろしくお願いします!」

イリー・プロハースカのUFCデビュー戦 『UFC 251』でヴォルカン・オズデミアと対戦

UFCが7月11日にアブダビのファイトアイランドで開催する『UFC 251』でヴォルカン・オズデミア vs. イリー・プロハースカのライトヘビー級マッチが行われることを確認したとのこと。

オズデミアは『UFC Fight Night 165: Edgar vs. The Korean Zombie』でアレクサンダー・ラキッチに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。プロハースカは昨年大晦日の『RIZIN.20』でC.B.ダラウェイに1R TKO勝ちしライトヘビー級王座を防衛して以来の試合で現在10連勝中。今回がUFCデビュー戦。

マネル・ケイプ「UFCで2階級チャンピオンを目指す」

『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でホジェリオ・ボントリンを相手にUFCデビュー戦を行うマネル・ケイプのコメント。

──8月15日の「UFC 252」ではバンタムではなく、フライ級でいきなりトップ9のランカーと対戦することになったけど、どう感じているかな。

「9位のランカーと戦うことに驚きはないよ。僕はRIZINのベルトを持っているんだからね。本当のことを言えば、フライ級のトップ4ファイターと戦うことになっていたんだけど、彼らは俺と戦うことを受け入れなかった。それが危険なことだと知っているから。いま、とてもいい感じだよ。UFCデビューに向けて興奮している。みんなをエンターテインして勝つために、もっと上げていくよ」

──RIZINではバンタム級で戦っていたけど、フライ級はかつてマネルが戦っていた階級だね。

「フライ級に戻したのは戦略的なことからさ。僕はまだまだ若いし、減量しても順調に回復している。もちろんまだ僕の筋力のピークには達していない。しかし、本当の理由はフライ級のベルトを取ったら、バンタム級に上がってもう1本のベルトを獲ることにあるんだ! 僕の人生のすべては戦略に基づいている。すべてのステップには理由があるんだ」

──オクタゴンでの成功を祈るよ。最後に日本のファンにメッセージをもらえるかな。

「もちろんだ。僕はこのスポーツが偉大であってほしいと思っている。僕はMMAのモハメド・アリになる。UFCのベルトを制覇し、僕の日本のファンと一緒に、UFCを日本に連れていくよ! 日本での僕の物語はまだ終わっていないんだ。日本のみんなが応援してくれることを願っている。再び戻ってくるよ!」

マネル・ケイプのUFCデビュー戦 『UFC 252』でホジェリオ・ボントリンと対戦

UFCが8月15日に開催予定(会場未定)の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でホジェリオ・ボントリン vs. マネル・ケイプのフライ級マッチが行われることを確認したとのこと。

ボントリンは『UFC Fight Night 167: Anderson vs. Blachowicz 2』でレイ・ボーグに判定負けして以来の試合。ケイプは『RIZIN.20』で朝倉海に2R TKO勝ちしバンタム級王座を獲得して以来の試合。今回がUFCデビュー戦です。