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RIZIN.22 | 試合結果 試合前後インタビュー、コメント | 皇治が那須川天心に対戦要求 | 山本アーセン「RIZINだけ出るのは望んでない」 | 宮迫博之が〝RIZINのリングアナ〟デビュー | ホベルト・サトシ・ソウザ「RIZINライト級王座を日本に取り戻したい」

RIZIN.22 試合結果

第1試合
山本アーセン VS 加藤ケンジ
 1ラウンド3分32秒、加藤ケンジKO勝ち

第2試合
白川陸斗 VS 萩原京平

3ラウンド4分40秒、萩原京平TKO勝ち。

第3試合
関 鉄也 VS 神田コウヤ

2ラウンド3分27秒、関鉄也TKO勝ち。

第4試合
吉成名高 VS 優心

2ラウンド3分08秒、吉成名高TKO勝ち。

第5試合
江幡 塁 VS 植山征紀

3ラウンド終了、判定3-0(29-28、29-27、30-27)で江幡塁勝利。

第6試合
井上直樹 VS 渡部修斗
 1ラウンド1分40秒、リアネイキッドチョークで井上直樹勝利。

第7試合
浅倉カンナ VS 古瀬美月

1ラウンド1分35秒、浅倉カンナTKO勝ち。

第8試合
浜崎朱加 VS 前澤 智

2ラウンド1分06秒、アームロックで浜崎朱加勝利。

第9試合
矢地祐介 VS ホベルト・サトシ・ソウザ

1ラウンド1分52秒、ホベルト・サトシ・ソウザTKO勝ち。

ホベルト・サトシ・ソウザ「RIZINライト級王座を日本に取り戻したい」

──試合を終えた感想を。
「本当に嬉しい。本当に良かった。テイクダウンしてグラウンドすること。矢地にはほんとうにリスペクトがあるね。前はRIZINで一番有名な人。それに、いつも練習しているクレベルが矢地とやった(2016年4月にフェザー級でクレベル・コイケが一本勝ち)から、私、知っているね。勝つチャンスがあると。それに危険な選手だということも。打撃もグラウンドも出来る」

──今後については。
「今は私は休みたいだけ。子供たちと過ごしたり(食事)食べたいだけ。家族や生徒たちと夏は遊ぶから(笑)、それから将来のこと考える。次に何をするか。もちろん、RIZINのベルトを日本に戻したい」

──サイドキックの打ち終わりに組み付きました。あれは狙っていましたか。
「ほんとうに私知っているね。彼、最初にキックを使うことを。後ろ足で蹴ると思っていた。でもこれもクレベルとたくさん練習したから。痛いけど来ると分かっているから問題ない」

──最初のテイクダウントライでマウントまで奪いました。狙い通りの動きでしたか。
「それもたくさん練習したね。タックルからその後にバックへ行くこと。でも少し相手の横にいたから、相手もバックデフェンスをたくさんしていただろうからマウントに行った。彼はたぶん(マウントポジションを)あげた(譲った)んだと思う。彼はバックが怖かったから。でも僕もバックが取れなければマウント、というのはたくさん練習してきた」

榊原信行CEO「クレベル・コイケに興味がある。」

榊原信行CEOはクレベル・コイケについて「RIZINに出てくるだけのポテンシャルは十分持っている。興味がある。フェザー級を磨いていきたいし、未来が『強いやつとやりたい』と言うのなら、(対戦相手候補として)チャンスがあります」とコメント。

矢地祐介「完全にやられました」

先に会見場に姿を見せた矢地は「完全にやられました」と完敗宣言。「序盤は遠すぎるくらいの距離で触らせないイメージでしたけど、向き合った時にふわっとしてしまった」と、戦術を固めきれなかったことが敗因と語った。

昨年7月には朝倉未来との因縁の対決に敗れ、同8月から行われていたライト級トーナメントへの参戦が見送られた矢地。大晦日には上迫博仁をサッカーボールキックで下し復活の気運を高め「こっからひとつひとつ倒していってRIZINのトップ戦線に絡んでいきたかった」という道筋を作っていたという。

しかし「最初の最初でコケてしまったので、どうすればいいのかなという感じですね…」と早くもその計画は頓挫。「正直試合に関しては何も考えられないです」と、白紙となった計画の立て直しにも時間がかかりそうな見通しを見せた。

山本アーセン「RIZINだけ出るのは望んでない」

「RIZINだけ出ているというのはアレなので、日本に残って日本の大会に出て経験値を積んでいこうかなと思っていて。それもさっきマネージャーと話して。RIZINだけ出るのは贅沢ですけれど、今はそれじゃないなって心から思っている。グアムに戻るのではなくKRAZY BEEでしっかりやっていって、日本で経験値を積んでRIZINに出られる選手になってからトップを目指そうと。RIZINだけっていうのは考えが甘かったですね。RIZINだけ出て頂点を目指すというのは。そんな甘いところじゃないし。どこの団体が俺のことを受け入れてくれるか分からないけれど、これからしっかり経験値を積んで頑張っていきたいと思いました」

「正直言うと、前から思っていたんです。RIZINだけ出るのは贅沢すぎるし、望んでないというか。間をしっかり空けたくないんですよ。レスリングの時もそうだったんですが、大会が毎週あって何回もやって経験値を積んでやるのが当たり前なんですけれども、今は完全にRIZINだけ。凄いありがたいし光栄なことだけれど、間を空けたくないなって思っていた。試合が終わって、やっぱり空けちゃだめだなって。作戦通りの動きもしてなかったし、サウスポーのままやってくる対策もやっていたんですけれど、そこで足も止まったし。本当に経験値だと思います。何試合もやっていきたいですね」

榊原信行CEOは以下のコメント

「これでもうアーセンを出し続ける理由がない。国内でも海外でも実績をがむしゃらになって積まない限りは。いいポテンシャルを持っていますが、残念ながら弱すぎますね。この1年なにをしていたのかな」

「アーセンが自らそういう想いを持ってくれたことにほっとしています。かわいい子には旅をさせろじゃないですが、1~2年後でもしっかり磨きなおして戻ってきてほしいですね」

皇治が那須川天心に対戦要求

皇治劇場開幕

榊原CEO これから調整になるかと思います。秋以降のスケジュールもイメージはあるがコロナの影響でいつ緊急事態宣言が出るかわからない。9月以降の大会の明確なスケジュールはまだ決まっていない。いずれにしても年内にはあと最低2回はやりたいと思っている。

皇治と那須川の対戦の具体的な時期は示さなかったが、年内にこの対決を実現させる事を示唆した。

榊原CEO 皇治選手には一方的に振り回されている。色んな人に喧嘩を売りながら、僕らの思惑と違うことを発言して、マスコミ、SNS含めだいぶ掻き回されている印象。ただ腹が立つ。いつもいつも都合のいいことばかり言っているのでその決着ができる舞台を作って、年内には実現させたいと思っています。

宮迫博之が〝RIZINのリングアナ〟デビュー

格闘技イベントRIZIN.22で、現在ユーチューバーとして活動している「雨上がり決死隊」の宮迫博之が〝リングアナウンサーデビュー〟を果たした。

第1試合の山本アーセンVS加藤ケンジ)の一戦で試合前にリングに上がると「スペシャルワンマッチ、第1試合を行います!」と宣言し両選手を紹介。深々と頭を下げると拍手が送られ、上々のデビューとなった。

RIZIN.22 観衆

主催者発表で2805人

RIZIN.22 計量結果

『RIZIN.22』前日計量結果。

第9試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
矢地祐介(70.75kg) vs. ホベルト・サトシ・ソウザ(70.95kg)

第8試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(52.0kg)※肘あり
浜崎朱加(51.85kg) vs. 前澤智(51.75kg)

第7試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(49.0kg)※肘あり
浅倉カンナ(48.80kg) vs. 古瀬美月(48.50kg)

第6試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり
井上直樹(60.60kg) vs. 渡部修斗(60.95kg)

第5試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(56.0kg)
江幡塁(56.00kg) vs. 植山征紀(55.80kg)

第4試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(50.8kg)※肘あり
吉成名高(50.75kg) vs. 優心(50.50kg)

第3試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※肘あり
関鉄矢(65.75kg) vs. 神田コウヤ(65.75kg)

第2試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※肘あり
白川陸斗(65.75kg) vs. 萩原京平(65.85kg)

第1試合/スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり
山本アーセン(60.90kg) vs. 加藤ケンジ(60.85kg)

全員パス。

RIZIN.22 試合前インタビュー

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