金太郎が待望のRIZIN参戦 | 榊原CEO「金太郎は晴れて契約がクリアになった」
榊原信行CEOは、「多くのファンの皆さんからとにかく今回、『金太郎選手を出せ』という声が日増しに大きくなって、会見の中でも『なぜ出さないんだ』というお叱りの声や不信感もあったのかなと思います。
最悪、出られないのかなという状況もあった
いずれにしてもすべての格闘技、格闘家の選手とは出場契約、いろんな団体や関係ビジネスの契約がそれぞれ持っていたり、その期間が終わったりといろいろなことがありますので、今回、金太郎選手は心ある周りの方のご尽力で、出場いただく上での契約がクリアになりました。最悪、出られないのかなという状況もあったんですけど、『これは解除してきてくれないと、我々も受け入れられない』という状況で、晴れて契約がクリアになり、この場に、感謝申し上げるとともに、最後の最後まで諦めず、身体を作り、貪欲に試合の機会を狙い続けた金太郎選手に、そこまでして勝ち取った出場権、思いの丈をぶつけてもらえたらと思います」と金太郎の出場決定の経緯を説明。
お互いストライカー、最高のどつきあいを
さらに「そしてこの試合がはっきりしないなかで、待ち続けてくれた滝澤選手にも敬意を表したいと思います。この試合が決まったことを主催者も大変嬉しく思います。最高の作品を2人に見せてもらいたい。お互いストライカー、最高のどつきあいを、多くのファンの前で見せてくれたらと、期待しております」と期待を寄せた。
秒殺KOスタイルで人気
金太郎はケンカに明け暮れた青春時代を経てTHE OUTSIDERに参戦。秒殺KOスタイルで人気を博する。
2012年からはDEEP、パンクラスといったメジャー団体に参戦し、“まさかりパンチ”や“まさかりキック”と呼ばれる強烈な打撃でKOを量産。昨年7月にはパンクラスのバンタム級王者ハファエル・シウバに挑戦する機会を得たが一本負けを喫し、王座奪取はならなかった。
金太郎はコメントで「大会直前での出場決定という展開に、頭が整理できていない部分もありますが、いつ試合が決まってもいいように準備はしていました」と緊急参戦も準備は万端だという。さらに「自分自身とファンの方が望んだRIZINでの試合なので思う存分暴れます。瀧澤選手は、俺と違った種類のKOアーティストっていう印象。えぐい闘い方をするので期待していてください」と意気込む。
協力してくれた多くの方々に試合で魅せます。
いつも応援してくれる方々、 RIZIN24の試合を決めるため、協力してくれた多くの方々に 感謝しております。試合で魅せます。
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— マサカリ金太郎 Kintarou Masakari (@Kintarou0319) September 21, 2020
強打を誇る
瀧澤は、先週のオンライン会見で参戦が発表されていた。瀧澤はパンクラスの次期エース候補で、タイトル挑戦経験もある若手強豪。フルコンタクト空手出身で、9勝のうち7勝がKO勝利と、こちらも強打を誇る。RIZINは初参戦。
瀧澤は「やっと自分のパフォーマンスをたくさんの方に見てもらえるチャンスが来ました。間違いなく、今後自分がRIZINのエールになる事を確信してもらえる試合になるでしょう。相手の金太郎選手も同じストライカーなので激しいスリリングな試合内容に期待していてください」と激闘を約束した。
KOしてぶちあげる
KOしてぶちあげる 9月27日 この日1番の試合を約束します!!
対戦発表カード
▼RIZIN MMAルール61.0kg契約(5分3R ヒジあり) 金太郎(パンクラス大阪稲垣組) vs 瀧澤謙太(フリー)