登壇した榊原信行CEOは「5年間やってきた中で今年コロナ禍で最大のピンチ」
登壇した榊原信行CEOは「5年間やってきた中で今年コロナ禍で最大のピンチだったが、多くの方に支えていただいて大みそかまで進むことができた。日本の格闘技界の歴史を変えていくつもりで皆さんと作り上げていきたい。5年間で最高のマッチメークがお届けできる」と意気込んだ。
対戦カード
元十両貴ノ富士 スダリオ剛 VS ミノワマン
萩原京平(24=SMOKER GYM)-平本蓮(22=K-RIVER・AXジム)
佐々木憂流迦(31=Serra Longo Fight Team)-滝沢謙太(26=フリー)
浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)-あい(31=フリー)
元谷友貴(31=フリー)-井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
浜崎朱加(38=AACC)-山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)
16年リオ五輪グレコローマンスタイル59キロ級銀メダルの太田忍 VS 所英男
メインカード
バンタム級王者朝倉海 VS 元2冠王者堀口恭司
浅倉カンナ「RIZINでは私が先輩」
浅倉カンナはあいと対戦。
「厳しい状況の中で試合を組んでいただいてうれしい。5回目の出場。RIZINとともに成長させてもらっている」と感謝。
相手のあいに関しては「レスリングでは先輩だけど、RIZINでは私が先輩なので頑張りたい」と話した。
新庄氏は「球界返り咲いたら出てくる」
榊原CEOが、出場のオファーを出している新庄剛志氏について「プロ野球の球団が獲得して、野球選手に返り咲いたら出てくる(可能性がある)と思う」と話した。
新庄氏は現在、14年ぶりの球界復帰を目指し、7日のトライアウトに向け、トレーニング中。SNS上では否定するコメントもつづっていたが、同CEOは「野球界に戻れずに、RIZINだけ出場するのは彼の美学とは違うのだと思う」と話した。今後については「トライアウトが終わったら、8日か9日にでも打ち合わせしたい」と明かした。
「歴史を積み重ねてきた。最高の試合がお届けできる」
5年間の集大成と位置付ける今大会。メインの朝倉海-堀口戦を含め「歴史を積み重ねてきた。最高の試合がお届けできる」と組み合わせに自信を持つ。その上で「サプライズで目を引くのも大事。手応えを感じているが、新庄さんの方がネットでもトップに掲載されているのも現実」とネームバリューのある新庄氏の参戦も期待した。
藤川球児氏に関しては「(出場は)ちょっと難しそう」
また今季限りで引退した元プロ野球阪神の藤川球児氏(40)に関しては「(出場は)ちょっと難しそう」と断念。
榊原氏は先月21日に行われたRIZIN25大会で、新庄氏について「口説きます」とコメントしており、ゲストとしてリングに登場した藤川氏にも「口説きたい」とオファーを出していた。