1回、いきなりパワフルな左フックで1度目のダウンを奪った。その後も強烈な右アッパーをクリーンヒットさせ、4回には接近戦からの左フック連発、7回にはカウンター気味の左ジャブ2連発でダウンを追加。相手棄権によるTKO勝利となった。これで通算21度目の防衛成功となった。

ランキング1位に圧勝し、38歳のGGG(ゴロフキンの愛称)が健在ぶりをアピール

昨年10月にセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ロシア)とのIBF同級王座決定戦を制して新王者となって以来、約1年2カ月ぶりのリングだった。ランキング1位に圧勝し、38歳のGGG(ゴロフキンの愛称)が健在ぶりをアピールした。

ゴロフキンの対抗王者の1人で「カネロ」の愛称を持つWBA世界ミドル級スーパー、WBC世界同級フランチャイズ王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)は19日(同20日)に米テキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(30=英国)と対戦する。21年には、ゴロフキンとアルバレスによる3度目対決の期待が膨らんでいる。