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RIZIN | ファンの涙を胸に堀口恭司「KOか1本」

堀口恭司「KOか1本」

「早く日本に帰ってこられたのも時差調整のメリット。何でも悪いように考えたら悪くにしかならない。良い風にとらえる。全然、うまくいきそうですよ」

セコンドのマイク・ブラウン・コーチの来日手続き、国内調整も通常通りとはいかない。昨年8月の朝倉戦以来のリングは再戦で復帰戦。周囲の不安とは裏腹に、本人は常にプラス思考だ。戦線離脱の1年間に米国で新車(アウディ)とベッドルーム4つバスルーム3つの一軒家も購入。「頑張るために買った」という。

「やれることは限られるけれど自分の練習はできる。不便、嫌だなと思ってもいいパフォーマンスは出ない。できることをやる」

右膝前十字靱帯と半月板の手術 アスリートとして選手生命に関わる大けが

昨年11月に右膝前十字靱帯と半月板の手術を受け、数カ月は車いす生活。7月からジムワークを再開した。アスリートとして選手生命に関わる大けがだった。

「今まで壊れた箇所も治療してこなかったので良い意味で治療期間と休暇だった。連戦でボロボロでも根性でやる感じになっていたし、今回はメンテナンスして試合に臨める。みんなマイナスにとらえるけれど、自分はプラスだと思う」

朝倉との初対決は、右カウンターパンチなどを浴び、68秒で敗れた。その後4試合戦った王者とは対照的に堀口は即再戦となる。

「前回はカウンター食らった後、何も覚えてない。再戦というより新たな選手と戦う感じ。楽しみが多いし、仕返しできるのがうれしい。勝つ姿しか思い描いていない」

「KOか、1本で勝ちますよ」

預けたRIZINのベルトを返してもらい、ベラトール王座も取り返したい。それでやっと『戻った』と。前回は自分が負けるのも悔しかったですが、応援してくれる人の涙を見ると悔しい。今回はしっかり笑顔にしてあげたい」

01年に始まった大みそか格闘技は20年目。区切りのメインに登場する堀口が最後に言った。

「KOか、1本で勝ちますよ」