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RIZIN | 朝倉海「来年は2冠王者へ」 | 堀口恭司「人間じゃねえなと思える試合見せられる」

朝倉海「ベラトールのベルトにいきたい」

RIZINバンタム級王者朝倉海が21年に向け、2冠王者への道を突き進む構えをみせた。挑戦者となる元RIZIN・ベラトール同級王者堀口恭司(30)との1年4カ月ぶりの再戦を控え、

朝倉は「いい意味で世界中の選手が注目される。世界に向けたいいアピールになる。良いモチベーションになっていますね」と高揚感をみせつつ、米格闘技団体ベラトール・バンタム級王者フアン・アーチュレッタ(32=米国)の名前が出ると声をはずませた。堀口への返り討ちをイメージしながら「堀口選手に勝ったら必然的にそうなるかなと。来年1発目でベラトールのベルトにいきたい」と照準を合わせた。

朝倉は「調子はいいです。前回と比べものにならないぐらい別人の強さになっている」

堀口の右膝負傷による手術で1年前に流れた再戦の舞台は2日後に迫った。この1年間で4試合を消化してきた朝倉は「調子はいいです。前回と比べものにならないぐらい別人の強さになっている」と豪語していた。

堀口恭司「人間じゃねえなと思える試合見せられる」

元RIZIN、ベラトール・バンタム級王者堀口恭司(30)が王座返り咲きに向け、12月の上旬に帰国し、新型コロナウイルス対策のために2週間の隔離生活を経て対人トレーニングを再開したという。

最終調整を続けてきた堀口は、昨年11月の右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、同半月板損傷の手術を受けたリハビリ中でのトレーニング状況を明かし「自分のスタイルに技を付け加えたという感じ。膝が壊れて動けないので、動けないなりの技とかを付け加えた。ニュー堀口? そうですね」と確かな手応えを口にした。

「やられた借りは返す」

1年間以上のブランクがあるものの、堀口は新たに身に着けた技術などに相当な自信を持つ。「自分の試合を見てくれれば。おのずとすげえな。人間じゃねえなと思える試合を見せられる」と自信たっぷり。朝倉へのリベンジ、そして返上したRIZINベルトを再び手にするタイトル戦に向け「やられた借りは返すぞと。自分がケガして(王座を)返しちゃったもの。役目として自分が持っているもの。しっかりと取らないといけないかな」と余裕の笑みを見せながら大みそかのメインイベントを待ち構えていた。