武居由樹が衝撃ボクシングデビュー
元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹が衝撃の「103秒殺」でボクシングデビュー戦を飾った。
サウスポーの高井一憲との初陣に臨み、いきなり1回に右フックからの連打でダウンを奪取。立ち上がった高井に追い打ちの連打からの左フックを浴びせて2度目のダウンを奪い、1回1分43秒、レフェリーストップによるTKO勝利を収めた。
K-1からきた、大橋ジムの武居です。
武居は「K-1からきた、大橋ジムの武居です。とりあえずデビュー戦はここから勝たないといけない。まずデビュー戦で勝ててよかった。最後のパンチは分からないです」と初々しい笑顔をみせた。
武居は「このコロナ禍でたくさんきてくれてうれしい。感謝の気持ちです。勝たなければいけないなと思いました。プレッシャーはありましたね。勝たなければいけない、みなさんの期待は感じましたが、力にできて良かったです」と入場時の胸中を明かした。
こちらでも(世界)ベルト巻きたい
ボクシング界での目標はK-1王者時代と同じく、ボクシング世界王座の奪取となる。大橋秀行会長も「素材としては2年以内に世界王者になれる。人を引きつけるスター性もある」と期待を寄せている。武居は「ボクシングにチャレンジにきた僕は挑戦者。こちらでも(世界)ベルト巻きたいし、ここでベルトを巻いたら歴史に残る選手になると思うので頑張りたい」と強い決意を示した。