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サッカー | フランス代表MFデンベレ、FWグリーズマン | 日本人男性に対する侮辱発言をしている動画

フランス代表のMFデンベレとFWグリーズマンが日本人男性に対する侮辱発言をしている動画

デンベレ差別発言「完全に一線を越えてしまっている」

「ああ、 “酷い顔”って(編注:デンベレが)はっきり言ってますね。意味もそのままです」と説明。

続けて「”ウイイレやるためにこの酷い顔を呼ぶなんて恥ずかしいと思わないのかよ”って言ってますね。この”恥ずかしいと思わないのかよ”っていうのは、グリーズマンに対して言っていて、日本人に対してではないです。まぁでも、”酷い顔”っていう表現がかなり人種差別的なのは間違いありません」と解説。

動画で現地スタッフの顔にズームしていることにも触れ、「わざわざ顔にズームして笑ってますね。これは酷い」と呆れていた。

「”なんだよこの言語”って言ってるので、日本語のことをバカにしてるのが分かります」「スタッフがプレイステーションをインストールするのに苦労しているみたいですね。フランス人は日本が技術的にかなり進歩した国だと知っているので、今回、”先進国なんじゃないのかよ”って言っているんだと思います」。

「こんな感じで、訳によって多少の解釈の差はあるけど、かなり人種差別的だと捉えて間違いないと思います」。

東京都在住のフランス人の解説

グリーズマンは別の差別疑惑

謝罪のメッセージ

ウスマヌ・デンベレ「最近、2019年に撮影されたプライベートなビデオがネット上に出回った。

たまたま日本で起きたことだ。地球上のどこで起きてもおかしくなかった、自分は同じ表現を使っていただろう。

自分はこのような表現を友人たちとプライベートで使うことがある。その友人がどこの国の人間かは関係なく。

あのビデオは公にされた。映像に写っている人達を不快にさせたかもしれないと理解している。だから、彼らに心からお詫びしたい」

アントワーヌ・グリーズマン
「僕は常にあらゆる差別に反対してきた。

数日前から僕を別人であるかのようにしようと企む人達がいる。

自分に対する非難には強く異議を唱える。もし日本の友人たちを怒らせてしまったのなら申し訳ない」

ファンたちは「デンベレは『日本人に限らず、俺は全ての人間に軽い差別用語を使っている』と言ってんのか」などと反応し謝罪になっていない。

グリーズマン 別の差別疑惑が浮上

グリーズマンは別の場面でアジア人を嘲笑する差別的表現である「Ching Chong」を口にしていた。

https://www.youtube.com/watch?v=IiaWji1ud_E

【動画】グリーズマンがアジア人の発音を真似て「ching chong」と言った瞬間(4:40~)

 

武井壮「あの程度を許せない世の中はイヤだな」

「でもさ、若い人たちってあんなこと言うじゃん?ネット上だと、もっとひどいこと言ってる。母国語でもない我々があの動画を翻訳した文字を見たところでさ、敵意のあるように見える言葉になる」

「彼らを擁護してるわけじゃなくて、日本人同士だって『○○人ってこうだよな』みたいなことを言うし、そういうのと一緒だと思うんだよ。別にその国のある人にすごく悪意を持ってるとかじゃなくて、自分の国と比べてちがうところを、半分冗談で言ったりとか」。

「銀座で、どこかの国の人が(路上に)座っていて、悪く言っていた時期もあるじゃない。でも、それは文化のちがいだからさ。俺らも海外に行ってテレビ付けたら、アラビア語で字幕が出てきたら『全然わかんねぇよ!この字のうにょうにょは何?』って言うじゃん。それくらいの感覚だと思うんだよな。だから、そういう言葉を使うのは良くないんだけど、そんなに怒り狂うことではないのかなって思うんだよね。若い子たちが冗談を言い合ってるくらいのところなのかなと。あの程度を許せない世の中はイヤだなと思うんだけどね」