井上尚弥 VS カシメロ 日本で王座統一戦か
ボクシングWBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロが、WBAスーパー、IBF世界同級王者井上尚弥と日本で王座統一戦に臨むことに前向きな姿勢を示した。
カシメロと契約を結ぶMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏が明かしたと、米専門サイト「ボクシング・シーン」が報じた。
我々は日本が大好きで、日本人を愛し、日本で戦うのが好きです。
ギボンズ氏は「カシメロは9カ国に行き、3つの王座を獲得してきた。もし井上を倒せば10カ国目になる。我々は日本が大好きで、日本人を愛し、日本で戦うのが好きです。カシメロは日本に行くし、問題ないことだ。いつでもどこでも誰とでもWBO王者として戦うでしょう」とアウェーでの王座統一戦にゴーサインを出した。
8月14日(同15日)に世界2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドーに判定勝ちし、4度目の防衛に成功したカシメロは「井上陣営にコンタクトしているが、今では(WBC王者ノニト・)ドネアのように私を怖がっている。彼が(対戦)契約を結んだら、やるよ。自分は戦いたいが、井上もドネアもみんな怖がっている」と持論を展開していた。井上-カシメロ戦は20年4月に米国で開催されることが決定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大によってキャンセルになっていた。
井上尚弥「ドネアを優先しないで試合を」
カシメロと契約を結ぶMPプロモーションのショーン・ギボンズ氏が「カシメロが日本で試合することは問題ない」とアウェーでの対戦にゴーサインを出したと米メディア報道からの記事を引用する形で自らの公式ツイッターを更新。
「GOサインはもうわかったよ。俺と試合をしないと相手にされないし金にならないからごちゃごちゃ言いたいのも分かる。全てはリングの上でハッキリさせるから。ドネアを優先しないで試合を組んでくれ」と投稿していた。