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RIZIN | ぱんちゃん璃奈 モデルナ製の異物混入ワクチンと同ロットを接種していた | ぱんちゃん璃奈「私は金属アレルギーです」

ぱんちゃん璃奈「私は金属アレルギーです」

米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに金属片と見られる異物混入が見つかった問題に関連し、女子キックボクサーのぱんちゃん璃奈がSNSを更新。

同ロットのワクチン接種を受けて金属アレルギーの症状が出ていたことを発表し「検査をさせてほしいです。不安でいっぱいでたまりません」と訴えた。ぱんちゃんは9月19日にさいたまスーパーアリーナで行われる総合格闘技イベント「RIZIN.30」に出場する予定となっている。

不安でいっぱいでたまりません。

ぱんちゃんは「大事な試合前なので騒動にならない様に異物金属混入の同ロットワクチンを接種した事を黙っているつもりでした」とした上で「原因はまだ分かりませんが、今日被害者が出た記事を見て怖くなり声を出します。検査をさせてほしいです。不安でいっぱいでたまりません」とツイート。さらに「治療後、今は何の異常もなく普通に元気に練習も再開できてます。減量も試合も大丈夫です。しっかりやります。今日の記事が同ロット接種の方が原因は分かりませんが2名、数日後に亡くなってしまったという記事が頭から離れなくてとにかく怖くてたまらなくて診てもらってただ安心したいだけです」と続けた。

私は金属アレルギーです。

ツイッターに写真で添えられた文章によると「ワクチン2度目を接種してから12時間後の夜中に急に上唇の痺れを感じ、同時に咳が止まらなくなり呼吸が苦しくなり、上唇がどんどん麻痺してくる感覚を感じ」鏡を見たところ上唇が腫れていたため「ワクチン 唇腫れ 呼吸苦しい」と検索したところアナフィラキシーの症状を起こしていると判断、呼吸低下で意識不明になる可能性もあると書かれていたため救急車を呼んだという。約40分後に病院に到着した際には両目が涙袋まで腫れており、片目はほぼあいていない状態。3日後、「ワクチンに金属の粒子が入った異物騒動を知り、その金属混入疑惑の可能性のワクチンロットを自分が接種した事を番号を見て知りました」といい「私は金属アレルギーです」と付け加えた。まぶたや上唇がぱんぱんに腫れた写真も添えている。

人生で初めてあんな副作用が出た

米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物混入が確認された問題で、厚生労働省は異物は金属片の可能性があることを明らかにしており、どうやらぱんちゃんは同ロットを接種していた模様。

ぱんちゃんは金属アレルギーを持っており、同症状に関してコロナ副反応対応相談所に電話をしたが「ワクチンの通常の副反応の可能性もあり、追加での検査は自費になる」と担当者より伝えられたとのこと。

アナフィラキシーであれば普段の通院記録があるかかりつけ医に連絡し診察を受け、アレルギー反応の血液検査を受ける必要があるが、ぱんちゃんは「どこで何の検査をしたらいいのか素人なので分かりません。何かあってからでは遅すぎます。本当に。大切な身体で、人生で初めてあんな副作用が出てしまってるので、せめて検査だけしてほしいんです。異物疑惑のワクチンを接種した可能性のある人達だけ」と訴えかけた。

モデルナワクチン接種の2人が死亡

見合わせ対象のワクチン使用

厚労省は「現時点ではワクチン接種と死亡の因果関係は不明で、異物混入が原因であることを示す情報もない」と説明。死亡報告が重なったことから、透明性向上のため公表したとしている。

2人が接種したのは製造番号「3004734」の製品。これまでに異物混入の報告はないが、異物が複数見つかった「3004667」と同時期に同じスペインの工場で製造されており、26日に使用の見合わせを決めた。

亡くなった38歳の男性は、15日に2回目の接種を受けた後に発熱。17日に解熱したが、18日に自宅で死亡した。解剖して死因を調べている。

30歳の男性は22日に2回目の接種を受け、翌日に発熱。回復して仕事をしていたが、25日朝に死亡した。死因は明らかになっていない。

沖縄県、使用見合わせ以外のモデルナ製ワクチンにも異物混入が判明

沖縄県は28日、使用予定だった米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの瓶2本で、異物混入があったと明らかにした。厚生労働省が使用の見合わせを要請したロット番号ではない製品だといい、同省に報告した。

県によると、県の広域ワクチン接種センター(那覇市)で同日午後、使用前の検査をしている際に目視で見つけた。県はその後、同会場での接種を中止した。異物の素材などは明らかにしていない。29日以降に同会場での接種を再開するかどうかは未定。

厚労省は異物混入があったとして、モデルナ製のワクチンについて、三つのロット番号の使用見合わせを要請している。