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硫酸ぶっかけ事件 | 被害者の男性「顔の右半分がやけどで赤く変色し片方の目は医療用コンタクトレンズをつけないと見えない状態」

硫酸ぶっかけの被害者 顔の右半分がやけどで赤く変色し片方の目は医療用コンタクトレンズをつけないと見えない状態と判明

体に大きく残る傷が事件の衝撃を物語っていた。8月24日夜に東京都港区の東京メトロ南北線白金高輪駅で硫酸をかけたとして大学生の花森弘卓(ひろたか)容疑者(25)=静岡市葵区、鑑定留置中=が傷害容疑で逮捕された事件で、被害に遭った会社員の男性(22)が毎日新聞の取材に応じた。

全治6カ月のけがの状態

「あまり気持ちの良いものじゃないですが……」。9月中旬にオンラインでの取材に応じた男性は遠慮がちに全治6カ月のけがの状態を記者に見せた。右半身を中心にやけどの痕が残り、肩や背中、右腕は大きなガーゼで覆われていた。右耳には大きなかさぶたが目立つ。顔は右半分が赤く変色し、画面越しでも痛々しい。視力も低下し、片方の目は医療用コンタクトレンズをつけないと見えない状態という。

それでも看護師からは「驚異的な回復速度」と言われている。今月25日には退院し、関東地方の実家で静養を続ける。「家族がショックを受けていて、実家に戻る時に僕の顔を見て事件を思い出させるのはつらい」と男性は話す。

大学時代の「絶縁状」

男性が花森容疑者と知り合ったのは、琉球大(沖縄県)に進学した2017年4月だった。1年早く入学していた花森容疑者と同じ時期に映画研究サークルに入ったが、花森容疑者は自分の学年を周囲にきちんと説明しておらず、男性は同学年と思って接していた。