小室眞子さん、圭さんが出国
秋篠宮家の長女小室眞子さんと夫の小室圭さんは14日、米ニューヨークへ出発するため出国。
夫妻は午前8時10分ごろ、都内の自宅マンションを出発し、8時40分ごろ羽田空港に到着。一般客とは別ルートで保安検査を受けて搭乗口に入った。
搭乗ゲートまでの道のりは警備がつき、一般客とは時間帯をずらして搭乗口へ。眞子さんはパンツスタイルで左手にパスポートと上着を持ち、小室さんはニットを着てスーツケースと紙袋を持って進んだ。2人とも指輪はしていなかった。
眞子さんは前日13日、渋谷区のマンションをカジュアルなパンツルック姿で出ると、秋篠宮邸のある東京都港区の赤坂御用地を車で午後3時ごろ訪問した。渡米前最後の“里帰り”で、午後9時20分すぎまで約6時間滞在。出国前に一家と別れのあいさつをしたとみられる。
皇室ジャーナリストは“里帰り”について「特に妹の佳子さまは結婚会見に向かう眞子さんを抱擁したように、非常に関係の近い姉妹。最後に顔を見て話をしたかったのでしょう」とした。
小室さんは現地の法律事務所に勤務しており、既に新居も確保している。だが、新婚生活のスタートは順風満帆ではない。小室さんが7月に受験したニューヨーク州の弁護士資格試験で不合格。
来年2月に再挑戦する予定だが、弁護士資格を取れなかったことで収入面に影響が出るため、生活計画の見直しを迫られている。
〝完全ガード〟で羽田空港へ
東京・渋谷区の高級アパートメントホテルを〝完全ガード〟で出発。
午前7時20分すぎに同関係者がホテルに入り、同25分すぎには黒塗りの車で颯爽と現れた黒スーツのSPたちが建物内へ。女性SPの姿もあった。
同35分すぎ、正面入り口前にいた報道陣が一斉に裏口へ走り出し、さながら運動会状態。ホテル裏には、制服警官を含め警視庁関係者が10人近くいた。現場にはこの時点で、報道陣や野次馬を含め50人ほどが集結。制服の警官は、あらためて報道関係者の身元をチェックし始めた。
同40分すぎ、警官たちがコーンを運んできて、報道陣を包囲。この時点で警察関係者は約20人いた。同54分、黒塗りのワンボックスカーが裏口からホテル敷地内へ…。
そして午前8時8分、警官たちが所定とみられる位置に立ち始め、ホテル裏口前は物々しい雰囲気に。SP車両に先導され、小室夫妻を乗せたさっきのワンボックスがホテルから出てきたのは、同10分すぎ。だが窓にはスモークが張られ、中の様子はほとんど見えない。あっという間に報道陣の前を通り過ぎていった。
小室夫妻の表情をハッキリ確認できたマスコミは皆無。
ラフな服装で2人とも手には指輪なし
夫妻は午前8時10分ごろ、都内の自宅マンションを出発し、8時40分ごろ羽田空港に到着。一般客とは別ルートで保安検査を受けて搭乗口に入った。
搭乗ゲートまでの道のりは警備がつき、一般客とは時間帯をずらして搭乗口へ。眞子さんはパンツスタイルで左手にパスポートと上着を持ち、小室さんはニットを着てスーツケースと紙袋を持って進んだ。2人とも指輪はしていなかった。
圭さんは、金銭トラブルの相手である母親の元婚約者と面会
圭さんは12日、母親の金銭トラブルの相手である母親の元婚約者と面会した。圭さんの弁護士などによると、圭さん側が提案した「解決金」を元婚約者が受け取ることになり、最終的に解決したことを相互に確認したという。解決金は元婚約者から受けていた支援額に相当する400万円程度とみられる。
ラフないでたちで日本を発つ
空港のゲートに姿を見せた。眞子さんは髪をおろし、パンツスタイル。小室さんはグレーの前開きタイプのアイリッシュセーターにジーンズ、ブーツと、ともにラフないでたちだった。
SPとみられる人物6-7人に警護されるように30メートルほと動く歩道を移動。報道陣からは「おめでとうございます」「今のお気持ちは」と声がかけられた。2人は軽く会釈をしたが、言葉はなかった。
NYで赤ちゃん誕生なら浮上する二重国籍問題
天皇陛下の従兄弟が米国籍
アメリカやカナダのように、自国で生まれた子供に国籍を認める考えを「出生地主義」、もしくは「生地主義」と呼ぶ。反対語は「血縁主義」だ。
秋篠宮家の長女・眞子さん(30)と、その夫の圭さん(30)は現在、渡米の準備を進めている。もし夫婦の間に子供が誕生し、ニューヨークで出産した場合、その子供にはアメリカ国籍が自動的に与えられることになる。
「眞子さんと圭さんが日本国籍を放棄し、帰化してアメリカ国籍を取得するようなことがない限り、誕生したお子さんは日本とアメリカの2つの国籍を取得することになります。もし悠仁さま(15)が天皇ご即位となれば、陛下の従兄弟がアメリカ国籍を持っているわけです。長い皇室の歴史でも、初のことでしょう」
日米両政府も苦慮
「眞子さんがアメリカ国内で出産した場合、子供の国籍は日本とアメリカのどちらになるのか、大きな注目が集まるでしょう。22歳までに国籍を選んだとしても、先に見たように“グレーゾーン”のまま放置されてしまうケースがあります。ただし、眞子さんの子供は皇族の血を引いています。特に日本の世論は、公人に準じた厳密な国籍の運用を求めるかもしれません。曖昧な状態で二重国籍が継続してしまうと、日米両政府が批判される可能性も否定できません」
もちろん、日米両政府が二重国籍を黙認することも考えられる。眞子さんは降嫁(こうか)したため、今はもう一般人だ。
子供が皇族の血を引くにしても、両国政府が“特別扱い”をする必要はないとも言える。仮に子供が22歳までに日本国籍を選んだとしても、アメリカ国籍が実質的に残ってしまうことも考えられるのだ。
果たしてニューヨークで出産となった暁には、どんな決断が下されるのだろうか──。