村田諒太VSゴロフキン来春に延期
ボクシングの帝拳ジムは、WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太とIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキンの2団体王座統一戦を含む興行(12月29日、さいたまスーパーアリーナ)を延期すると発表。
「来春へ延期」
帝拳ジムの公式サイトによる告知では、「来春へ延期」の見だしで伝えられている。11月30日から全世界の外国人の新規入国を原則禁止した政府の方針を受けたことと、オミクロン株の新型コロナウイルス感染症陽性者が国内でも確認されたことを踏まえた感染対策強化の優先を理由とした。
今後は関係各位と協議の上、感染状況を見極めながら開催日時を検討するという。世界的スーパースターのゴロフキンと日本のスーパースター村田との、数十億円規模になるとみられる国内史上最大規模のビッグマッチはひとまず仕切り直しとなった。
井岡一翔の大みそか統一戦は中止
ボクシングの志成ジムは3日、大みそかの今月31日に東京・大田区総合体育館で予定していたWBOスーパーフライ級王者・井岡一翔とIBF同級王者ジェルウィン・アンカハスの2団体統一戦を中止すると発表。
新型コロナウイルスの新変異株・オミクロン株の水際対策でアンカハスに入国のめどが立たないため。
統一戦が延期されるのか試合自体が中止になるかは未定
志成ジムは「関係各所と協議の上、感染状況等を見極めながら改めて開催日時につき検討いたします」と発表したが、統一戦が延期されるのか試合自体が中止になるかは未定。
これで同日に延期が決まったWBAミドル級王者・村田諒太とIBF同級王者ゴロフキンのメガマッチと、併催で組まれていたWBOフライ級王者・中谷潤人(M・T)の防衛戦とともに今月後半に組まれていた3世界戦がすべて中止、延期されることになった。