フィンランド外相「ロシアは核兵器を使用する」
M Haavisto: Russia could be ready to use nuclear weapons
フィンランドのハーヴィスト外相、ロシアは核兵器を使用する準備ができている可能性があると発言
Finland’s Foreign Minister says that there is a risk of humanitarian catastrophe in Ukraine.
また外相はウクライナが人道的に見て破滅的な状況になる危険性があるという
核武装したミサイルが登場
フィンランドのトップ外交官によると、ロシアはウクライナでの戦争をさらにエスカレートさせる用意があるかもしれないという。
土曜日にYleのYkkösaamuという番組に出演したフィンランドのペッカ・ハーヴィスト外相(緑)は、ロシアは核兵器を使用する準備ができている可能性があると述べた。
ロシアのプーチン大統領は、ロシアが侵攻を開始する前の演説で、ロシアが核兵器を持っていることを世界に念押ししていた。
「これは、ロシアが利用可能なあらゆる手段を用いる用意があることを意味すると広く解釈されている」とHaavistoは述べた。「それは確かに核兵器と関係がある。その可能性を念頭に置くべきだ」。ロシア指導部は、核武装したミサイルが登場したキューバ危機を引き合いに出すこともある」。
民間で「ヨウ素」を買い求める動き
ウクライナへの攻撃は、国内の医薬品販売に影響を及ぼしました。フィンランド全土に店舗を持つ薬局チェーンであるYliopistonApteekkiでは、強力なヨウ素の需要が通常よりも高くなっています。強力なヨウ素は、核事故などの危機的状況での使用のみを目的としています。
ロシア軍が占拠し、チェルノブイリ原発でなにかやらかし放射能レベルが急上昇
ウクライナ大統領府は24日、1986年に世界最悪の原子力発電所事故が起きたチェルノブイリ原発が、ロシア軍により占拠されたと発表した。
【ロシア軍 チェルノブイリ原発占拠】https://t.co/b4P0GuYGDL
ウクライナ大統領府は24日、1986年に世界最悪の原子力発電所事故が起きたチェルノブイリ原発が、ロシア軍により占拠されたと発表した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 24, 2022
ロシア軍が占拠した後に放射性物質が大幅に増加し拡散される
Die radioaktive Strahlung am Reaktor von #Tschernobyl hat sich in den letzten Stunden stark erhöht von 3200 nSv/h auf 65.500 nSv/h #UkraineInvasion pic.twitter.com/0idsY6HBmT
— Thorsten Sinning 🇪🇺🇺🇦 (@ThoSinning) February 24, 2022
英紙デーリーメールによれば、ロシア軍は反応炉と核廃棄物の貯蔵施設を破壊し、放射能レベルが上昇しているとの未確認情報もあるという。
同原発は首都キエフから北北西約110キロの距離にあり、1986年に世界史上最悪の放射能汚染事故が起きた因縁の場所だ。当時に爆発した第4原子炉を封じ込める外壁コンクリートの巨大な建造物内には、いまだに膨大な汚染物質が存在し、非常に危険だとされる。そのため、米誌ニューズウィークは「現時点で核廃棄物の貯蔵施設の状態は不明。欧州におけるフォールアウト(核爆発による放射性物質の地上降下)を引き起こす放射能漏れの恐怖に拍車を掛けている」と、36年を経て再び“死の灰”が降るリスクを報じた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、同原発の占拠発表の約3時間前に「ロシア軍がチェルノブイリ原発を占拠しようとしている。わが国の防衛隊は、1986年の悲劇が繰り返されないように命をささげている。これは欧州全土への宣戦布告だ」とSNSで喚起していたが、かなわなかった。