中国がウイグル族と同じように台湾人を再教育すると明言
中国外交トップが「統一」後の台湾の「再教育」を明言
中国駐仏大使、ウイグル弾圧を彷彿とさせる政策を示唆する一方で、侵略も否定せず。
中国の駐仏大使は水曜日、北京は台湾が大陸と「統一」された後、人口の「再教育」を行うと警告し、政権のウイグル人迫害の言葉を借りて、台湾の反対派への弾圧を脅かした。
この外交官、呂賽は一般に強硬派と見られているが、北京が世界に向けて意図したメッセージの露骨な表現を正確に反映している人物である。
彼は、フランスのBFMTVネットワークでのインタビューで、ナンシー・ペロシ下院議長の今週の台湾訪問について話しているときに、不吉なコメントをしたのだ。このような再教育政策は、中国が台湾を侵略した場合のみ可能であると思われるため、彼の発言は、中国による台湾吸収の意図に対する世界の警戒感を高めることになりかねない。
中国軍のミサイルが日本のEEZに5発落下
岸防衛大臣は、4日夜、防衛省で記者団に対し、中国が4日午後、軍事演習で発射した弾道ミサイル9発のうち5発が、日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下したとして、中国側に抗議したことを明らかにしました。
ペロシ議員の訪台をうけ中国軍が台湾周辺で軍事演習を開始
ペロシ米下院議長の台湾訪問に反発する中国の習近平政権は4日、台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習を開始。中国軍は台湾周辺海域に11発の弾道ミサイルを発射しました。台湾の軍事専門家によると、中国軍による台湾周辺への弾道ミサイル発射は1996年以来26年ぶり。https://t.co/bqAlxbTezO
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 4, 2022
【速報】
台湾国防部は、中国軍が台湾周辺海域に発射した弾道ミサイルは計11発と発表した(台北時事) https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 4, 2022
中国軍が日本のEEZ内で軍事演習を行う
松野官房長官、中国軍事演習「EEZ内であり懸念を表明」
松野官房長官は、中国軍が4日から行う軍事演習の対象地域に日本のEEZ=排他的経済水域が含まれていることから「中国側に対して懸念を表明した」と明らかにしました。
松野官房長官
「(中国の軍事活動に)我が国として懸念を有しており、改めて両岸問題の平和的な解決を強く促したいと考えています」
アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことへの対抗措置として、中国軍は4日から台湾周辺の海域で軍事演習を行うと発表しています。この演習の対象地域に日本のEEZが含まれていることから、松野官房長官は会見で「中国側に対して懸念を表明した」と明らかにしました。
そして、台湾問題について「平和的に解決されることを期待するのが、我が国の一貫した立場だ」と改めて強調しました。
中国がパイナップルケーキなどを禁輸
禁輸対象にはパイナップルケーキの販売で知られる人気菓子店やインスタント麺を扱う著名食品メーカーなどが含まれ、台湾の食品業と農漁業への打撃が懸念されている。中国側は、台湾側の手続きに不備があったことを禁輸の理由としているという。