吉羽美華容疑者が汚れたマネーのロンダリングでRIZINガールに
大阪府寝屋川市議の吉羽美華容疑者(42)はコロナ禍で業績悪化した医療機関や福祉施設が対象の融資制度を悪用し、仲介手数料を騙し取っていた。30億円超の融資金から十数億円を騙し取ったと見られている。
汚れたマネーのロンダリング先として名前が挙がっているのは、格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」。RIZINの内情を知る人物によれば、RIZINの榊原信行代表は、元広告代理店マンの吉羽議員の兄から吉羽容疑者を紹介されたとのこと。 「その後、吉羽議員は昨年6月27日開催のRIZINの大阪大会を観戦に訪れた。さらに、後日、あらためて大阪で榊原さんと会食の機会を得ると、吉羽議員は、興行の“買い取り”を申し出たのです」
榊原代表は、RIZINの興行として、三つのシリーズを打ち出した
タイトルマッチが組まれる“ナンバー”、次にネット配信を目的とした“ランドマーク”、最後が地方開催で主に日本人選手が出場する“トリガー”だ。このトリガーの興行を、吉羽容疑者が経営するスポーツマネジメント会社が買い取った。その額は総額4億5000万円に上ったという。
吉羽容疑者は興行の買い取りに加え、スポンサー探しにも一役買っていた。その見返りに吉羽容疑者が榊原代表に突きつけた要求は、リングの華である「RIZINガール」への起用だった。
42歳でRIZINガールに立候補
「確かに、過去、“美人すぎる市議”として写真集を発売したこともあるみたいですが、42歳でRIZINガールに応募するのは荷が重すぎます。結局、最終選考までは辿り着いたものの、榊原さんが辞退するように申し入れた。すると、今度はRIZINガールの総監督をさせて欲しいと言い出し、それも体よく断られていました」
吉羽容疑者は今年5月11日以降、体調不良を理由に寝屋川市議会への欠席を続けた。その一方で、RIZINガールのオーディションにせっせと励んでいたのである。