ロシアの選挙凄い事に
ロシアで11日、ウクライナ侵攻後初めてとなる統一地方選挙が行われ、ロシアメディアはプーチン大統領の与党が優勢だと報じています。
ロシアの統一地方選挙は、今月9日の期日前投票から11日の投開票日まで82の地域で行われました。世論調査で80%前後の高い支持率を維持するプーチン大統領は、ロシアで初めて導入された電子システムで投票しました。
ロシアメディアによりますと、日本時間の12日午前5時時点で各州の知事選や地方議会選でプーチン大統領の与党「統一ロシア」が優勢だということです。
一方、反体制派指導者ナワリヌイ氏らの陣営は「過激派組織」とされ立候補できなかったため、ユーチューブなどを通じて与党候補に投票しないよう呼びかけました。
また、人権保護団体によりますと、11日には、投票用紙に「戦争反対」と書いた男性が連行されるなど、候補者を含む19人が拘束されたということです。
ウクライナ軍が戦争の歴史に残るレベルの快進撃
ウクライナ軍が東部要衝奪還か ロシア軍、事実上撤退
【パリ=白石透冴】複数の米欧メディアは10日、ウクライナ軍が東部ハリコフ州の要衝イジュームを奪還したと報じた。6日に始まった同軍の東部での反転攻勢を象徴する節目となった。タス通信によるとロシア国防省はイジュームの部隊を隣のドネツク州に移動させるなどと表明し、事実上の撤退宣言をした。
イジューム市長が米ニューヨーク・タイムズの取材に「今日解放された」と答えた。SNS(交流サイト)ではウクライナ軍がイジュームの入り口で国旗を掲げる動画などが出回っている。
ウクライナ保安局によると、イジュームの北にある鉄道拠点クピャンスクにも特殊部隊が進軍した。ロシア軍が前線に物資を運ぶ補給路の重要地点で「クピャンスクを奪還されればロシアに大打撃となる」(英国防省)。