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不要不急の110番通報「テレビが故障してW杯が見られない」

不要不急の110番通報「家の電話の音量を大きくして」

「テレビが故障してワールドカップが見られない」。
このような不要不急の110番通報が去年、都内で35万5000件にのぼり、おととしからおよそ1.3倍に急増していたことが分かりました。

あす1月10日の「110番の日」を前に、女優の大原櫻子さんが警視庁通信指令本部の一日本部長を務め、110番通報の適正利用を呼びかけました。

警視庁によりますと、都内で去年受理したおよそ187万7000件の110番通報のうち、
▼「テレビが故障してワールドカップが見られない」
▼「家の電話の音量を大きくしてほしい」
▼「時計が動かない」
▼「図書館で新聞を他の人が読んでいて読めない」
などの不要不急とみられる通報は35万5000件にのぼり、おととしと比べおよそ1.3倍に急増しました。

連絡先の区分け

道路で動物が死んでる → 道路管理者
漏水してる → 管理会社、水道局
停電してる → 管理会社、電気会社
駐車場に他の車が止められてる → 管理会社
工事現場の音がうるさい → 施工会社
隣室の声、足音がうるさい → 管理会社
車を牽引してほしい → JAF