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トランス女性選手 | パリ五輪でフランス代表として走る夢を打ち砕かれる

トランス女性選手の女子種目への出場を禁止されたため

フランスの陸上選手アルバ・ディウフさんの夢は、2024年のパリ五輪で仏代表として走ることだ。しかし今年3月、ディウフさんの希望は打ち砕かれた。世界陸連がディウフさんのようなトランスジェンダー選手の女子種目への出場を禁止したからだ。ディウフ選手は、競技参加に向けて戦う覚悟だ。

彼女は、200メートルのタイムを向上させるため、懸命にトレーニングに励んできた。しかし今年3月、ディウフ選手の希望は打ち砕かれた。世界陸連がディウフさんのようなトランスジェンダー選手の女子種目への出場を禁止したからだ。

女性のカテゴリーを保護する必要がある

世界陸連のセバスチャン・コー会長は「女性のカテゴリーを保護する必要がある」と説明。この言葉は、トランス女性を競技から締め出す際の常套句だ。この措置によってディウフ選手は「疎外され」、「追い詰められた」と感じているという。